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TECH PLANTER 2025 デモデイ開始のお知らせ -国境を超えた課題解決プロジェクトを集合体の知を持って挑む-
2025/09/13
株式会社リバネス(本社:東京都新宿区、代表取締役グループCEO:丸幸弘)は、2025年度における、研究者的思考によって深化された未解決課題“ディープイシュー”を科学技術の集合体“ディープテック”で解決するプラットフォーム「TECH PLANTER(テックプランター)」を開始することをお知らせ致します。
TECH PLANTERとは
2014年に開始し、2020年には「未解決の課題“ディープイシュー“を科学技術の集合体“ディープテック“で解決する」とコンセプトを掲げ、国内12地域、7つの領域(ディープ、エコ、マリン、アグリ、フード、バイオ、ライフ)そして東南アジア6カ国(フィリピン、シンガポール、マレーシア、ベトナム、タイ、インドネシア)で実施する、アジア最大級のディープテックベンチャーエコシステムです。現在では、国内外より集まった7,500を超えるエントリー者、パートナー群と共に、リバネスのサイエンスブリッジコミュニケーターが多様な情熱と技術を束ね、課題解決を加速させています。
TECH PLANTERが推進する、地球貢献型プロジェクト組成までの流れ
リバネスグループは、これまでに数多くのベンチャー、地域中核企業、大企業等が保有する熱意と技術が、世界の課題解決に繋がると信じ、TECH PLANTERを中心に構築してきたエコシステムを活用し、日本国内の技術と思いを東南アジアへ。そして東南アジアの技術と思いを日本へ接続する活動を推進し、結果として多くの国境を超えた課題解決の一歩を生み出してきました。
【リバネスが推進してきた海外展開支援の実績】
- リバネスの支援により、岐阜大発ベンチャーFiberCrazeが、マレーシアにおける感染症研究機関「マラヤ大学 TIDREC」と契約締結
- イノカ、海洋資源保全活動の東南アジア展開を開始 第一弾としてマレーシアにイノカアジアを設立
委託事業等での事例
- 「日本のスタートアップによるASEAN企業との協業を通じた海外展開促進事業」の成果をPDFマガジンとして公開しました
- 【茨城に拠点のある企業向け】東南アジアベンチャーピッチセッション実施【7社限定来日】
- 仙台・東北エクスパンションプログラム(略称:STEP) 採択企業決定!
- 【実施報告】海外ベンチャー4者が来日し、日本の金融機関と中堅企業を訪問しました。
そしてこれらの結果を受け、テックプランターは2024年度より、国内の領域別エコシステムと、東南アジア6カ国で展開するTECH PLANTERのエコシステムを統合的に接続することを開始しました。広域での課題解決に挑戦できる仕組みを構築するため、各領域から選出した7チームを翌年3月に行う「TECH PLANTER World Communication」に招待し、各国から招聘した審査員に対しプレゼンテーションを行い、東南アジア展開の可能性もふまえ2チーム(バイオテックグランプリよりSPHinX株式会社、アグリテックグアンプリより株式会社Teraform)を選出。そして、各国の最優秀賞チームが集まるTECH PLANTER Asia Final へ渡航費を含めた出場権を付与し、東南アジア全体へ視野を広げ推進できる仕組みを構築してきました。
▲実際に本年の8月に行われたTECH PLANTER Asia Final 2025の様子。
テックプランターは、単なるアクセラレーションやインキュベーションではありません。解決すべき「本質的な課題」そのものから出発し、共に問いを深め、技術と情熱を束ねながら「知識製造業」として新しい産業を形づくっていく挑戦です。そのため、本プログラムへは、未だ市場が立ち上がっていないディープイシューを抱えたチームが申請してきます。そのため法人化前のグループも多い一方、そのすべての課題解決が世界初の価値創造につながります。
今後も私たちは、国境や領域を越えて、地球規模の課題を見つめ続けます。そして、その解決に本気で取り組むディープテックベンチャーと、産業界の力を掛け合わせ、未来の当たり前をともに創造してくださるパートナー企業様を心よりお待ちしております。引き続きパートナー企業の募集は行います。ご関心ある方はお問い合わせください。
【本件に関する問い合わせ】
株式会社リバネス
創業開発事業部 小玉
TEL:03-5227-4198 E-mail:[email protected]